■ ID
| 1401 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 都市部汚染大気によるスギ花粉アレルゲン・タンパク質のニトロ化と3-ニトロチロシンのアポトーシス誘導能の評価
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■ 著者
| 森田淳
埼玉大学大学院 王青躍
埼玉大学大学院 ?秀民
埼玉大学大学院 仲村慎一
埼玉大学大学院 鈴木美穂
埼玉大学大学院 中島拓也
埼玉大学大学院 関口和彦
埼玉大学大学院 中島大介
(独)国立環境研究所 三輪誠
埼玉県環境科学国際センター
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2011 |
■ 誌名・巻・号・年
| 第52回大気環境学会年会、平成23年9月14日 |
■ 抄録・要旨
| スギ花粉主要アレルゲンCryj1は、アミノ酸であるチロシン残基を保有しており、それは大気汚染由来のNO3ラジカルやOHラジカルとの反応により、3-ニトロチロシン(3-NT)を生成する。3-NT含有タンパク質は、元のタンパク質よりも強い人体毒性を示し、免疫反応を促進する可能性がある。そこで、本研究では、2010年のスギ花粉飛散期に、都市部大気中のCryj1濃度および3-NT含有タンパク質濃度の測定を行うとともに、3-NTのHeLa細胞(上皮様細胞)への毒性評価を実施し、3-NT含有Cryj1とスギ花粉症との関連性を考察した。その結果、3-NT含有Cryj1が気道上皮細胞に取り込まれ、アポトーシスを誘導し、都市部におけるスギ花粉症の有病率の増加に寄与している可能性が考えられた。
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■ キーワード
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